これから目指す医療
当院がこれから目指す医療
「体調が悪い」「胃のあたりが痛い」というのはおそらく「今」の症状だと思います。
それを投薬等を活用し、一時的に症状を改善するのであれば、医療の知識のある医師は皆それができるかもしれません。
しかし、当院では内視鏡検査で、体の変化をとらえ、個々にあった生活習慣を改善する事により健康を取り戻す事を目指しています。
当院が目指す将来的な展望と、当院独自の健康を維持する取り組みをご紹介します。
「アンチエイジング〜抗加齢」元気に老いる。
それは老いを否定することではなく、健康な身体をできるだけ長く維持していくことを目指すことではないでしょうか。
美容整形などで良く耳にする「アンチエイジング」は、見た目に重点をおいたものを言っている事が多いと思います。
私は、その事に大きな違和感を抱きます。老いていく事を否定するのではなく、自分の経年の身体の変化に気付き、
それらを自ら調整していくことで健康な状態をより長く維持してゆく事の方が重要ではないでしょうか?
身体が若い時の様に自由に動かなくなり、色々と不都合なことが起こってくると悲観しがちですが、
それは色々な知識で補う事もできる、それが人間の知恵です。知恵は年齢と共に大木の年輪の如く成長してゆくものです。
しかし現代人はあまりにも自分の身体に対して無知であることが多く、身体の訴えに対して耳を傾ける前に薬を飲み、
遮断してしまっている人が多くいます。これは医療関係者の責任でもあるのですが、薬に頼る前に不調の原因となる生活習慣を探り、
それを治していくと身体もそれにこたえてくれるのです。
不必要な薬やサプリメントを排除する事や、年齢に合った食事や生活習慣を取り入れることで、
健康な身体をより長く維持する事ができる、そんなアンチエイジングの実践を、皆様と共に考えていきたいと思っています。
より適切な個々のオーダーメイド医療を実戦するために不可欠な武器。
医療機関の水準を上げるためには多くの患者様の診療を心掛けていかなくてはならないのですが、
そうなると個々の患者様に対する対応が低下していくという矛盾が生まれます。
開院時より電子カルテと画像ファイリングシステムは導入していましたが、12年を経過してこれでは十分でないと感じるようになりました。
既存の業者が開発するシステムと現場での診療とのギャップを埋めるべきシステムを模索しましたが、満足のいく物は見つからず、
独自で開発する事にしました。2013年より予約システムと看護データベースを開発し、さらに個人の対応を向上させる目的で
「プラチナデータ」の運用を始めました。映画で公開されたネーミングを使わせて頂きましたが、スタッフに個人対応のデータベースである事を認識してもらうためでした。さらに将来的には、個々の患者様が直接アクセスできるクラウド対応の「ゴールドデータ」の開発を模索しています。
2017年4月よりさらに新化改良し、データベースを導入しました。今後これは電子カルテ・AIと連携して発展させて行きたいと考えています。
日経テクノロジーに当院の取り組みが掲載されました。
「飯田内視鏡内科(東大阪市):内視鏡検査業務をスコア化して経営効率向上を目論む」